こんにちは、こんばんは!
今回はりんご音楽祭のキャンプ事情についてお話。
例年、9月の下旬に開催されるりんご音楽祭。
……などなど疑問の方はいるはず。
私も行く前にかなり下調べしたのですが、あまり情報が出てこない…情報があっても昔の記事なので今も同じ状況なんだろうか?と不安でした。
なので2日通しキャンプ券を購入し、有給をとって金曜に前乗り、二日間テント泊してきたので、最新の情報をお伝え出来ればと思います。
この記事を読んでわかること
- りんご音楽祭のキャンプ事情がわかる
- りんご音楽祭のキャンプサイトの状況がわかる
- りんご音楽祭の前乗りする場合の状況がわかる
- りんご音楽祭の公式サイトに書いてない実情もわかる
時系列で述べていきます。ぜひ最後までよろしくお願いします🙇♂️
Contents
キャンプサイトまで荷物をどう運ぶか問題。
まずはじめに、会場にはついた後にキャンプサイトまで荷物どう運ぶのか?という疑問。
結論から言うと、荷物持って歩いて行く人と車でキャンプサイトまで持って行く人が半々くらい。
結論だけお伝えしても、よくわからないと思いますので、是非続きを読んでみてください。
疑問点として、公式サイトに「荷物は最小限にして下さい」「東入り口駐車場からキャンプサイトまではバスを利用下さい。(乗り継ぎあり)」と記載あるところ。
ここでの疑問点は3点。
- キャンプサイトに行くためにバスを利用しなければならないのか?
- 荷物を持ってバスを利用しなくてはいけないのか?
- 金曜バスが出ないなら荷物をキャンプサイトまでどうやって運ぶか?
実際は、金曜に関してはバスが出ないので、車をキャンプサイトに横付けして荷下ろしするか、東入り口駐車場に車を駐車してキャリーカートで運ぶかのどちらか。
土曜は、バス使えるが、使わなくてもキャリーカートで荷物運ぶ方がほとんどでした。
また、タクシーで荷物を運ぶ方もわりと多かったです。
私が思ったことは、もし荷物を最小限にしたとしても、バス利用は微妙すぎる。キャンプ道具一式を持ってバスに乗ることは、登山系バックパッカーでないと困難。
言い換えると、少人数用の軽量の山岳テントだったら軽く小さくてバッグに入りますが、山岳用ではない2〜3.4人用テントになっただけでもかなり大きく、重い。
それにテントだけではなく、テーブルやチェア、マットや寝袋もあるから、やはりバス移動は不可能に近い、というか、どんだけ効率悪いんですか?ということ。
さらに言うと、キャンプしない方も乗るバスの中で荷物たくさんあると迷惑ですよね……。だからタクシーで運ぶ人も多かったということか!と納得。
実際にキャンプサイトに行ってみると、公式サイト記載してることと、実情が食い違ってる点がいくつかありました。
正確にいうと、公式サイト記載の通りにするのが運営者視点では良いけど、キャンパーからしたらキャンプの準備(荷運び、設営)がしづらい。
次の項から詳細をお伝えしていきますので、ぜひ参考にして下さい。
東入り口駐車場からキャンプサイトまでは徒歩7分

東入り口駐車場からキャンプサイトまでは、徒歩7分。
荷物を持ってゆっくり歩いても10分あればつくかな、という距離でさほど遠くはありません。
ゆるやかな登り&下り坂ですが、別にめっちゃ疲れるなんてことはなかったです。
私がバスを利用するのは微妙と前述した理由は3点あります。
- 東入り口駐車場からキャンプサイトまで歩いて7分だから、歩いた方が楽。(荷物がよほど多くない限り)
- バスは人がわらっと集まったら出発するとのことで、徒歩7分で着くのに、わざわざバスを待つのも微妙。
- 沢山の荷物を持ったまま、バスの乗り降りするのは面倒
以上3点の理由から、わざわざバスを利用するまでもないな、と思った次第です。
人数が多かったらバスよりはタクシーが合理的かも。
翌日7時迄ならサイト前で荷下ろし可能・それ以降はキャリーカート必須
荷物をどう運ぶか?という疑問について、前述しましたがもう一度。
テントサイト入り口付近に車を駐停車して、荷下ろしする方はいる。もしくは、東入り口駐車場に駐車して、そこからキャリーカートで荷物を運ぶ方もいる。割合的には半々くらい。
あれ、サイト付近に車を駐停車しての荷下ろしはダメって公式サイトに記載あったけど?とこれまた疑問。
疑問だったので、スタッフに話を聞いたところ、「翌朝7時に本部の方が来るから規制が厳しくなる。だから7時までに、荷下ろしがすぐできるならサイト入り口に車駐停車して荷下ろしいいですよ」とのこと。
なるほど。だから、車をキャンプサイト入り口に横付けして荷下ろししてるのか、と納得。
私たちは東入り口駐車場に駐車して、そこからキャリーカートで荷物運んできたのに!
「私たちも車横付けして荷下ろしすればよかった!」と少し後悔。聞いてみるもんですね。まあ、私たちの運び方(東入り口駐車場に駐車してキャリーカートで荷物運ぶ)が正当だったのでいいですが。
チェックインはいつするのか?
「金曜は20時〜チェックイン可能」と公式サイトに記載あり。
実際、私たちが金曜の夜8時半くらいに到着したところ、設営してる人や既に設営済みの方が何人かいました。
スタッフの方に聞いたら、金曜に前乗りしてテント泊したのは6組とのこと。

金曜の20時〜受付可能で、金曜にテント泊しても翌日の土曜の朝に受付するのでも大丈夫とのこと。
なぜなら、キャンプサイト入り口に関係者用テントがあり、そこで関係者及び係りのスタッフが泊まっているから。
金曜の夜はスタッフの方が常時張り付いて監視してる訳ではないので、深夜になったらスタッフの方も寝てしまいます。スタッフの方が起きてて、声を掛けてみて対応可能の時にチケット渡すという感じでした。
ちなみに、私は翌日の朝6時半くらいに受付完了。
受付済みのシールをもらえたらテントに貼ります。雨などの水分で剥がれやすいので、紐とかで挟んでおくと良いかも。もし無くしたとしても、チケットの控えがあるので大丈夫とのこと。
設営は夜中にして良い。良識の範囲内でね。
テントサイトに荷物を運べたけど、夜中に設営していいのか?という件。
結論からいうと設営可能。注意点は、受付をなるべく早く済ませてサクッと設営完了すべきということ。
公式サイトに記載ある20時〜受付可能とのことですが、20時でも一般的なキャンプ場だと遅い時間にあたります。21時には消灯推奨のキャンプ場もありますからね。
なので、サクッと設営して早く寝ようという構えでいるべきです。私も暗い中で設営できるか、そして、迷惑にならないか少し不安もありつつの設営でした。
実際、サイト到着時は私たちが4組目で、設営自体は20分もしないうちに済みました。
しかし、そのあと21時くらいから隣にテント張り始めた方が結構うるさかった…
テントを張るのにまだ慣れてない方(説明書を読みながらやってた)で、ペグが地面に刺さらなかったり、ペグが曲げてしまったり、結局23時くらいまでペグ打ちの音が、寝ようとしてる私たちの地面にまで伝って響きわたってました笑
でも、こればかりは仕方がないかもしれませんね。私はどこでも寝れるので大丈夫でしたが、連れが寝れない様子…。
そもそも、20時〜チェックインだし、りんご音楽祭のためにキャンプサイトが作られてるという特殊案件なので、仕方ないのかも。
キャンプサイトの状況
キャンプサイトの状況を話します。
サイトの広さは3.5m×3.5mと決して広いものではありません!

2-3人用のコールマンのタフドームを設営しましたが、フライシートをピンっと張ることは出来ませんでした…。
3.5m×3.5mという広さは、少人数ようの山岳テントや前室のない少人数用のワンポールテントであれば丁度いいです。
実際、山岳テントの方は余裕でサイト区画に収まってます。

しかし、ロープやペグは割とはみ出している方は多かったので、正直そこまで気にしなくてもいい雰囲気。

テントサイト散歩してると、アメドSとMが横並びになってました。両サイズともに、前室が結構はみ出してました。みんなやっていたので、けっこう許容の様子。これまた、ゆるいです..!
また、地面は砂利で硬い!ソリステと頑丈なハンマー推奨🔨
地面は砂利なので、河原サイトと同様です。
河原サイトって川が近くにあるわけで、石がゴロゴロ、地面の中にも大きな石がたくさん埋まってて、うまくペグが刺さらない…。なんて経験あるのではないでしょうか?
前述した隣の方のようにペグ打ちで疲れてしんどい…(テント越しに隣の方の本心が漏れてました)なんてことにならないようにペグとハンマーは頑丈なものを用意して下さいね。
トイレ・手洗い場
トイレは仮設トイレ。炊事場はなく、手洗い場です。
仮設トイレは金曜土曜は臭く感じなかったが、仮設トイレだから日曜の朝はさすがに少しは臭うって感じ。
トイレットペーパーがなくなることはなかったけど、一応ティッシュ持ち歩いてるのが安心かも。ちなみに会場内はちょこちょこトイレットペーパー無くなってる時あったので、急いでいても要確認ですね。
手洗い場はタンク式なので、中がなくなったらて洗えませんね。そこが心配でしたが、大丈夫でした!
むしろ仮設トイレの水が日曜の8時くらいに流れなっていたようです。応急処置として水を汲んだペットボトルを利用して対処したそうです。仮設トイレだけに水切れしてもなんとかなるもんですね!
あと、手洗い場には消毒液がありました。石鹸等はないので、気になる方はウエットティッシュがあると綺麗に手を洗った感あるかもなんでオススメ。
りんご音楽祭のキャンプで必要なもの・不要なもの【持ち物チェックリスト】
その気持ちすごいわかります。しかし、りんご音楽祭は音楽フェスがメインでキャンプはサブのようなもの。
前乗りする場合は、金曜の夜20時〜と受付も遅い。土日のライブも夜9時過ぎまであり、深夜の時間帯のステージも課金すればライブ観戦できます。
実際、テントサイトを夜21時過ぎに見回してみると、消灯してるテントが半分くらい。
残りは、テント内がまだ明るかったり、前室で食事してる人、グルキャン勢が語らう人。
21時過ぎには半分が消灯テントということから、テントに寝に行くだけの人が多いことがわかります。
「テントに寝に帰るだけ」だったり、「キャンプがサブと考えるべき」であれば、キャンプ道具で必要なもの・不要なものが何となく想像できますよね。
必要なもの
- テント、グランドシート
- ハンマー、ペグ
- テーブル、チェア
- 寝袋、マット
- キャリーカート
- ランタン
不要なもの
- 焚き火台
- タープ
最低限必要なものと必要ないだろう道具をピックアップしてみました。
焚き火はやってる人いませんでした。
サイトが狭いので風で火の粉が他のテントに飛び火したら最悪。焚き火は危険なのでやめるべきです。また、9月下旬の松本市は夜でも17度程度で、フリースでも着れば寒くありません。(夜はフリースや軽アウター着用してる人多数)
また、タープは不要です。
グループで隣同士2サイト使って、テントとタープを設営してる人はいくらかいました。
2サイト使うならいいんですが、1サイトでタープ使うのは狭すぎる。※1サイトでめちゃくちゃはみ出してる人いました。
1つのサイト(3.5m四方)にテントとタープを設営するのは狭すぎるので、グループで2サイト隣同士でない限り、タープは要らないですね。
まとめ
りんご音楽祭のキャンプ事情いかがだったでしょうか?
りんご音楽祭は夜遅くまでライブがあるので、あくまでメインはライブ、キャンプはサブという認識でいくべきということ。
抑えるべきポイントは、荷物は使うものだけ持っていくこと、本部の方が来る前(土曜日朝7時迄)にキャンプサイトに車横付けして、荷下ろしすること。
また、東入り口駐車場に駐車してる車に忘れものした時や撤収時にキャリーカートあると便利なこと。
りんご音楽祭のキャンプ攻略ポイント
- 持ち物は最低限で行く
- 前日前乗りor土曜日朝7時までにキャンプサイトに車横付け→荷下ろし&設営
- キャリーカートは必須(撤収時にも便利)
長くなりましたが、伝えたいことは以上です!来年以降のりんご音楽祭、キャンプする方の参考になれば嬉しいです。
良いキャンプライフを!
りんご音楽祭で、実際に活躍したキャンプ道具たち
色は違いますが、これと同じを使ってました!240サイズ。
アウトドアワゴンは、キャンパーズコレクションの黒を使ってます。コールマン、DODよりも深めのサイズで、荷物がこぼれにくいのが使いやすいですね。